こんにちは、鍼灸師の西川です
本日は東洋医学で使用される舌診をご紹介します
舌の色でカラダが冷えているか、熱がこもっているか、血流が悪くなっているのか、ストレス傾向かなどがわかります。
舌診は15世紀頃の中国の医書伝来をきっかけに日本でも広まりました。舌や脈の症状は短期的に変化しやすく、日々の変動を把握する上で役立ちます。
舌の種類
・淡白舌(タンパクゼツ):白っぽい色のものを指す。元気がない、疲れやすい、食欲不振、下痢気味、ストレス過多の患者さんに見られやすい色です。
・淡紅舌(タンコウゼツ):薄いピンク色のものを指す。健康な状態で正常な方はこの色になると言われます。
・紅舌(コウゼツ):赤色のものを指す。余分な熱がこもっている、カラダのどこかが炎症している、水分不足、胃炎・皮膚炎などの患者さんに見られやすい色です。
・紫舌(シゼツ):紫色のものを指す。熱によって血脈が滞っている、循環器系や婦人科系疾患に異常がある、慢性疾患のある患者さんに見られやすい色です。
是非みなさんも日々のお体の状態を舌で確認してみて下さいね!