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季節の変わり目

金子裕哉

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【金子 裕哉(かねこ ゆうや)プロフィール】 はり師(第185448号)/きゅう師(第185259号) たくろう鍼灸院 主任 2020年名古屋医健スポーツ専門学校 鍼灸学科 卒業。 得意施術:美容鍼灸・整形外科疾患・内科疾患 ・一言:お客様に感動を与え、喜んでいただけるように日々精進いたします!

こんにちは!鍼灸師の金子裕哉です!

季節の変わり目や寒暖差によって、体のだるさを感じる方も多いのではないでしょうか。
特に年齢・性別に関わらず、基礎的疾患がなくてもこれらの症状は誰しも起こる可能性があります。今回は、季節の変わり目で起こる不調の要因やその対策について詳しくご紹介します。

1気圧の変化による不調

天気が崩れるタイミングで、頭痛やめまいなどの不調を訴える方も多いようです。
これは、低気圧などによる気圧の変化により、体調を整える自律神経の働きが乱れるためです。

季節の変わり目による気温や気圧の変化は避けることはできませんが、工夫次第で不調を緩和することは可能です。では、どのような対策をしておけば良いのでしょうか。おすすめの方法をご紹介しますので、できることから始めてみましょう。

2.季節の変わり目の不調を起こさないための対策

2-1.自律神経を整える

不調と大きく関わる自律神経の乱れに対しては、交感神経と副交感神経とのバランスを整えることが重要です。
これらは不規則な生活習慣やストレス環境、ホルモンバランスの崩れによっても引き起こしやすくなるため、規則正しい生活習慣が送れていない場合は改善しましょう。ストレスコントロールができていない場合は、ストレス解消の時間をもうけるなど、意識して取り組んでみてはいかがでしょうか。

2-2.バランスの良い食事

忙しい日々が続くと、ご飯やパンだけなど主食のみの摂取になることもあるでしょう。

偏った食事を続けていると、栄養不足によりだるさや疲労など、体の不調を引き起こす原因となります。とはいえ、仕事などで時間が取れずにいると、3食バランスの良い食事をとるのが難しい場合もあることでしょう。そんなときは、生活環境に合わせながら一日2食でも主食・主菜・副菜のそろった食事を摂るように意識しましょう。

定食のようにそれぞれがお皿に盛られたものでなくても構いません。手軽に摂れるものを考えましょう。

2-3.ストレッチ体操

ストレッチ体操などの適度な運動や、吸って吐いてをそれぞれ5秒ずつ繰り返す腹式呼吸を5~10分程度実践することで交感神経と副交感神経のバランスを整えることができます。

不規則な生活や運動不足が続くことで、神経の働きが鈍くなり自律神経が乱れやすくなるため、適度な運動習慣を心がけましょう。

2-4.室内外の寒暖差を緩和する

室内外の寒暖差が大きいと、体が適応しようとエネルギーを消費して疲れ、だるさや食欲不振にもつながります。

室内外の温度差が開きすぎないように、湿度管理や扇風機なども使用して調整しましょう。

2-5.気圧による不調にはマッサージも有効

耳の鼓膜の奥にある内耳という器官が、気圧の変化によって反応し、脳に必要以上の情報を伝えることになります。これによって自律神経が乱れるため、不調が生じるため、内耳のセンサーが過剰に反応するのを抑え、血流を良くしておくことも対策の一つとして有効です。

具体的な方法は、両耳をつまみ、上下、左右に引っ張りながらゆるやかにまわすマッサージです。朝・昼・晩と毎回5回程度を毎日行なうとよいでしょう。

 

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