こんにちは。
鍼灸師の泉暢祐です。
12月に入り寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は、冬バテについて解説していきまいと思います。
目次
症状
冬バテに多く見られる症状は、倦怠感・肩こり・頭痛・不眠・インフルエンザなどの感染症を繰り返してしまうことが特徴とされています。
原因
①寒暖差による自律神経の乱れ
夏よりも冬の方が昼夜の寒暖差が大きく、急激な気温変化で自律神経が乱れ体調が崩れやすくなります。
②セロトニンの不足
日照時間が短いため、やる気アップや感情をコントロールするセロトニンが活性化されず、脳の活動が低下します。
③暴飲暴食
冬場は何かと食べ過ぎてしまったり、飲みすぎてしまいますよね。アルコール摂取量が増えると、ビタミンB1が不足してしまいます。
多忙によるストレスも原因の一つです。
対策
①体を温める
冬バテ対策として、最も大切なのが体を温めることです。
気温が下がると体の血行は悪くなりやすく、血行が悪くなれば、頭痛や肩こり、腰痛など
あらゆる不調を引き起こします。まずは血行が悪くならないように、体を温めることが大切です。
②適度な運動
運動をしなければ、筋肉が緊張状態になってしまい、その結果血行も悪くなってしまいます。あまりハードな運動をする必要はありませんが、軽く汗ばむ程度に体を動かすことは大切です。
③規則正しい生活
冬バテの原因でもある自律神経の働きを整えるには、規則正しい生活を送ることが重要です。特に睡眠の役割は大きく、早寝早起きをすることで体の調子を整えることができます。
④鍼灸治療
どんなに健康管理をしていても、体調を崩してしまうことはあります。
長い期間症状が改善されない場合、鍼灸治療を受けることをおすすめします。