コラム

自律神経が整う入浴法

矢頭 拓郎

矢頭 拓郎

たくろう鍼灸院 院長

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【矢頭 拓郎(やとう たくろう)プロフィール】 はり師(第131067号)/きゅう師(第130907号)/鍼灸学士 たくろう鍼灸院 院長 2006年明治鍼灸大学(現:明治国際医療大学)鍼灸学部鍼灸学科 卒業。 愛知県の鍼灸専門治療院にて勤務。分院長として12年間で延べ50,000人を超える施術実績。 2018年たくろう鍼灸院を開院後、5年間で延べ30,000人の方がご来院。 得意施術:美容鍼灸・整形外科疾患・耳鼻疾患・婦人科疾患 鍼でスッキリ・お灸でホッコリ・いつもニッコリしていただけるよう、あなたの健康と美容をしっかりサポートさせていただきます。

~39~40度のお風呂に15分間がベスト~

自律神経を整えるには夜の過ごし方にポイントがあります。

そのなかでも重要な入浴についてお話ししたいと思います。

 

理想的な入浴の基本は15分間、39~40度の温めのお湯にゆっくり浸かること。

さらに15分のうち、初めの5分間は首まで、後の10分間はみぞおちのあたりまで浸かることが、自律神経にとって最も有効な入浴法です。

 

血行促進に最適な38.5~39度の深部体温に上げらるため、副交感神経の働きが高まり、ぐっすりと眠れるようになるのです。

 

逆に体に悪影響を与えてしまうのが42度以上ンお熱いお風呂に入ること。熱いお湯は交感神経を急激に高め、血管を収縮させてしまいます。血圧が急上昇し、脳卒中や心筋梗塞など命に係わる病気を引き起こす恐れがあります。心身を興奮させるスイッチが入り、睡眠の質も低下させてしまうのです。また、たとえ適温のお湯であっても、あまり長風呂をすると脱水症状に陥ってしまうため、やはり注意が必要です。

入浴をシャワーだけで済ませる人も多いと思いますが、シャワーの入浴は体の深部体温を下げ、副交感神経の働きを低下させてしまうので夜はおすすめできません。夏であっても39~40度のお風呂にゆったりと浸かりましょう。

入浴後はコップ1杯の水を飲んでくださいね!

 

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