本日は美容鍼と内出血の関係についてお話させていただきます。
目次
内出血の症状について
内出血とは、外からの衝撃により血管が破れることで内出血になります。
そのあと内出血はだんだん薄くなってきます。
薄くなりますと、青から赤みを帯びた色に変わってきてその後は、段々と黄色みの色が薄くなって、消失していきます。
漏れ出る血液の量にもよりますが、大きさとしては数センチ程度に広がることもあります。
内出血は、長くても一カ月ほどで消えることが多く、跡が残ることはありません。
美容張りで内出血ができるメカニズム
内出血は血管が鍼によって破られることによっておきます。
血流が悪くなり血管の壁がもろくなることで老廃物のたまった血が滞留すると内出血の原因になるのです。
通常の出血は肌の外に血が出るのですが、血液が皮下組織に残ってしまうと内出血になってしまいます。
鍼は髪の毛ほどの細さですが、特にお顔のように他の部分に比べて毛細血管が密集して存在する血管を絶対に傷つけないということはあり得ません。
ただ内出血やしこりができたら、ずっと消えないのかと不安になりますよね。
内出血はメイクで簡単に隠せるもですが、やっぱりできると心配になるもの。
しかし、鍼灸の世界では身体にとって一種のデトックス作用として、いい印象があるのです!
東洋医学では、内出血は身体の中の悪くなった血を外に出してくれるものであり、
流れの悪くなった気や血液をながすことで、身体の不調を改善してくれるものと考えられています。
人には自然治癒力が備わっており、内出血が起こった場所で代謝が活性化し、古い肌から新しい肌へ変わっていきます。
つまり、内出血が治っていく過程で身体の悪い部分も一緒に改善されていくと考えられるのです。
内出血ができた場合の治し方
患部を冷やすと効果的ですが、
ほとんどの人は何もしなくてもだんだんと色が薄くなり、数日~2週間程度で消えます。
治るまでの期間
治るまでの期間はその人の体調や体質、生活習慣などで異なりますが、早い方で3~4日、
長い方でも一カ月ほどで消える方がほとんどです。
なかなか内出血が消えない場合は医師の診断を受けることをおすすめします。
また、内出血がみられたら、指で軽く押さえたあと、氷などで冷やします。
ここで注意!
もむと内出血が広がってしまうので、もまないようにしましょう。
その後、色が薄くなり始めたら、温めると血流がよくなり、
内出血が治るスピードも早まる傾向があります。
内出血が出やすい人
☆遺伝など生まれつきの体質
もともと痣のできやすい方や内出血を起こしやすい体質の方もいます。少しぶつけたりしただけで痣が出来るような方は注意が必要になります。
☆加齢
加齢とともに酸素や栄養が不足し血管が脆くなる傾向があります。また、血を固める細胞の働きも鈍くなる傾向があり、内出血が起きてしまった場合には消えるまでの時間が長くなります。
☆胃腸の機能低下
無理なダイエットや偏食、疲労やストレスで胃腸に負担がかかり全身に栄養が不足しがちな方も血管が弱くなり内出血が起こりやすくなります。
また美容鍼の前日にお酒をたくさん飲んだり、体調が優れないかたも内出血が起こりやすくなります(/_;)
そのほか睡眠不足も大敵!これは美肌にも大敵ですね。
まとめ
美容鍼の内出血は、発生頻度は少ないものの、どうしても避けられないもの。
内出血はマイナスのイメージを持たれますが、じつはお肌の活性化に繋がっているのですよ♪
みなさま内出血の事を知れば、鍼への抵抗もなくなりませんか?
ぜひコラムを読んでご安心して施術を受けてくださいませ(^^)/