数あるホルモンの中でも人の心を安定させる効果をもたらすものはこのような呼び方をされることがあります。
幸せホルモンと呼ばれるホルモンは3種類あり、それがオキシトシン、セロトニン、ドーパミンです。
オキシトシンは女性の妊娠や出産、授乳時に分泌量が変動することから、
「愛情ホルモン」とも呼ばれて注目されていました。
オキシトシンは脳の視床下部で合成され、下垂体後葉に運ばれて放出されます。
哺乳動物にとってオキシトシンは非常に重要なホルモンで、出産時には子宮を収縮させて分娩を促します。
また、産後の授乳時にもオキシトシンの分泌が増えます。
オキシトシンには抗ストレス作用や抗うつ作用があり、
例として母と子の関係を取り上げてみると、
我が子を母乳で育てることにより、母親の母性行動が増えたりストレスを減らして血圧を下げたりするなど、
健康的なメリットがあることが知られています。
つまり、オキシトシンの分泌は母子がスキンシップをとることで増え、
双方に良い影響がもたらされます。
母親のストレスを軽減することが良い循環を生み出し、
お互いに愛情と信頼のある関係の中で良好な育児ができるようになるのです。
当院では妊娠中のマイナートラブルや産後も快適に過ごせるよう、妊娠・産後のお悩みにも対応しております。
是非たくろう鍼灸院にお立ち寄りくださいませ(^^)