こんばんは
鍼灸師の泉暢祐です。
最近、不眠症の方が鍼灸院に多くご来院されます。
そのため今回は、眠れない原因と対処法をご紹介致します。
目次
分類
・不眠症
不眠症とは、良質な夜間の睡眠を十分に取ることができず、日中の機能障害が生じた状態です。不眠症状には寝付きが悪い、夜間に目覚めてその後眠れない、朝早くに目覚めてしまうなどの種類があります。
・過眠症
過眠症とは十分な睡眠時間を取っているにもかかわらず、日常生活に問題が出るほどの眠気に襲われたり、居眠りをしてしまったりする状態です。寝ても、眠気が解消されず、物事に集中できない方を指します。
・睡眠呼吸障害
睡眠中に異常な呼吸を示す病態の総称です。代表的な疾患は睡眠時無呼吸症候群であり、夜間睡眠中に何度も呼吸が止まります。その診断基準としては1時間あたり5回以上の無呼吸もしくは低呼吸が存在することが挙げられています。
原因
・心理的ストレス(人間関係の悩み、仕事上の負担)
・精神疾患(うつ病、不安障害)
・加齢(加齢による睡眠時間短縮)
・身体疾患(かゆみ、呼吸の苦しさ、頻尿)
・嗜好品(カフェイン、アルコール、たばこ)
眠れない方は一度鍼灸治療をオススメします。
鍼灸治療を受ける前に、生活習慣に問題がある場合もございますので、その改善に心がけましょう。
次回は眠れるツボをご紹介します。