こんにちは、鍼灸師の西川です!今回は東洋医学に関する腎の性質についてざっくり解説していきます。
最近「休んでも疲れが取れない」「髪がパサついてきて白髪が増えてきた」と感じている人は東洋医学でいう五臓の腎の働きが弱くなってきている可能性が考えられます。腎とは生まれながらにして持っているエネルギーの貯蔵庫なのです。東洋医学の五臓である腎は、身体の成長や発育などの大切な役割を果たしますが、30代でピークを迎えると段々と衰え始めるのが特徴です。
特に白髪や抜け毛が増えてきたという方は腎のエネルギー不足である「腎虚」であると言われます。東洋医学の五華では腎は髪の毛ととても深い関係であり、腎虚になってくると髪に不調が現れます。白髪や抜け毛が気になる時は、内顆(内くるぶし)とアキレス腱の間にある太蹊(たいけい)と呼ばれるツボを押してみましょう!
腎のエネルギーを減らさない為に腎に効果的な食べ物をご紹介します。
東洋医学の五味では、腎には鹹味のある食材が良いとされています。鹹味とは、塩辛い食べ物とも言い換えることができます。
昆布、ひじき、わかめ、海苔といった海藻類や、牡蠣、海老、鮭、鱈などの魚介類が良いとされており、これらが腎の働きを高めると言われ火を通して食べることがおすすめです。
是非お家で腎のエネルギーを補充してみてくださいね!