コラム

ご存知ですか?鍼治療の「響き」

金子裕哉

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【金子 裕哉(かねこ ゆうや)プロフィール】 はり師(第185448号)/きゅう師(第185259号) たくろう鍼灸院 主任 2020年名古屋医健スポーツ専門学校 鍼灸学科 卒業。 得意施術:美容鍼灸・整形外科疾患・内科疾患 ・一言:お客様に感動を与え、喜んでいただけるように日々精進いたします!

こんにちは!鍼灸師の金子です!

鍼治療って痛そうだし、なんとなく怖い…。薬も塗ってないのになんで痛みが無くなるの?

そもそも鍼治療は人間が持つ「治ろうとする力=自然治癒力」を利用した治療で、気になる副作用のない、とても安全で慢性的な痛みにも大変効果のある治療法です。

「はりを刺す」と聞くと痛いイメージがあるかもしれませんが、鍼治療で用いる鍼の太さや先端の形は注射針とは異なり皮膚の痛覚受容器を刺激しないため、鍼を刺した瞬間の痛みはほとんどありません。

 

身体の悪い場所で感じる「響き」

身体の筋肉の硬結(凝っている所)に鍼が当たると「ズシンと重く筋肉を掴まれたような感じ」がします。

この鍼治療独特の感覚を「響き」と言います。

慢性的に腰痛などを感じている方は、硬化した筋肉が痛みを感じる神経を常に圧迫しています。そういった方の硬化した筋肉に鍼を刺すと、身体にとって鍼は異物と判断されるので、無意識に自分を守ろうとして一時的に筋肉が収縮します。

元々圧迫している神経を鍼刺激からの筋肉の防御反応で更に圧迫するので重く感じたり、痛いと感じたりします。これが響きの正体です。つまり、響きを感じるという事は、硬化した筋肉にしっかりと鍼が当たっているという証拠なのです。

逆に、響きを感じないという場所は、筋肉が固くないので、悪くないという事になります。
一般的に、鍼を刺した状態にして20分ぐらい経過すると、この響きはなくなります。また、刺鍼した部位に血流が集まってくるため、治療箇所が温く感じる人もいます。

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