コラム

生理痛に効果的な鍼灸治療とは?|メリットと注意点を解説!

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西村 弥里

受付

【西村 弥里(にしむら みさと)プロフィール】 たくろう鍼灸院/受付 兼 コンシェルジュ ルイヴィトンで9年間接客を担当/家庭では女の子2人の母

毎月やって来る生理痛、お辛いですよね。

腹痛に加えて吐き気や頭痛が起こるなんてことも。。。

鍼灸治療は、生理痛を軽減するのに非常に効果的なアプローチです。
実は生理痛の原因となるホルモンバランスの乱れや血行不良を改善するためのさまざまなメリットがあるんです!

目次

生理痛の原因と症状の特徴

原因
生理の直前から生理中にかけて、子宮内膜から放出されるプロスタグランジンという物質が、子宮の収縮を促進します。
このプロスタグランジンは、子宮だけでなく、胃腸などの平滑筋も収縮させることで痛みを引き起こします。

症状
生理痛の症状には、下腹部や腰の痛みのほか、頭痛、胃痛、吐き気、めまい、腸の痙攣による痛みや下痢、
倦怠感、発熱、多汗、むくみ、イライラ感などが含まれます。

毎月訪れる痛みや不快感、すこしでも軽減したいですよね。

生理痛に対する鍼灸の効果

効果
・骨盤周りの筋肉を柔軟にし、痛みを和らげます。
・筋肉の緊張をほぐし、全身の血流が良くなります。
・自律神経のバランスを整え、リラックスした状態を保ちます。
・ホルモンバランスを整え、症状を緩和します。
・体の代謝を活性化し健康を促進します。
・お灸で身体を温め、冷えを改善します。
・骨盤周りの筋肉を柔軟にし、痛みを和らげます。

治療に適した期間は生理の約2週間前に2回程度の鍼灸治療が効果的です!
特に、冷えを感じやすい部位、例えば足首や腰にアプローチすることで、血行が改善され、全体的な体調の向上が期待できますよ!

ここで注意点!

生理中は肌が敏感になっているため、通常よりも痛みを感じやすくなることがあります。
担当の先生にお伝えいただくと安心ですね(^^)

また、鍼によって血行がよくなると出血量が増加する可能性もあり、貧血を引き起こすリスクがあります。
治療中にいつもよりだるさや痛みを感じた場合は、すぐにお伝え下さいね。

鍼灸の具体的な施術の流れ

当院にお越し頂き、まずはゆっくりとカウンセリングさせて頂きます。
些細な事でも結構ですので何なりとお申し付けくださいね。
カウンセリングではお身体だけでなく、普段の過ごし方、ご趣味などもお伺いし、ライフスタイルに合ったアドバイスをさせて頂いております。
カウンセリングが終わるといよいよ施術へ!
脈診、触診させて頂き、お一人お一人に合った診たてを行います。
そして経穴へ鍼やお灸を施します。

生理痛を改善するためのセルフケアと鍼灸の相乗効果

ハーブティーを飲んでリラックスする
ハーブティーには心と身体を癒す効果があり、
特にローズのハーブティーには、女性ホルモンのバランスを整える働きがあるといわれています。
生理痛やPMS(月経前症候群)の緩和につながることがあり、生理が来る10日ほど前から飲み始めてみると、リラックスでき、痛みが軽減するかもしれません。

温かいお風呂にゆっくり浸かる
温かいお湯に浸かり体を温め血行を良くする事で、痛みが軽減します。
出血が多く入浴に抵抗がある方は足湯だけでも心がけてみてくださいね。

腰回りを温かくする
これから寒い季節に向かいます。
膝掛けや腹巻きで腰回りを温めましょう。

ストレッチする
同じ姿勢でいると血行が悪くなりがち。
ストレッチをして身体をほぐし、血行を良くしましょう。身体を軽く動かす事でリフレッシュにもなりますよ。
だだし貧血や身体に異変を感じたら無理せずにすぐに休みましょう。

ツボを押す

合谷
合谷(ごうこく)
手の親指と人差し指の骨が交わる部分よりも、やや人差し指よりのくぼみ


血海(けっかい)
ひざの内側のお皿の上、指2本と指半分上
血流を整える。生理痛の緩和や生理不順の改善など

足三里(あしさんり)
ひざのお皿の外側にあるくぼみから、指4本分下
すねの骨の外側


三陰交(さんいんこう)
足の内くるぶしの一番高いところから指4本分上の、すねの骨の後ろ側にあるくぼみ
生理痛の緩和・婦人科系のトラブル・冷え性改善など

照海(しょうかい)
足の内くるぶしの一番高いところから親指1本分下、内くるぶしの真下のくぼみ

まとめ

毎月、鎮痛剤で凌いでいらっしゃる方も多い生理痛。
当院は全身の状態を整えつつ治療していきます。
一本一本の鍼に電気を流しますので、全身の血行を良くし、身体を芯から温め、お灸で冷えを取り、症状を軽減させます。
月経困難症や月経前症候群(PMS)、子宮内膜症など病院では様々な病名を付けられるかもしれませんが、鍼灸治療はこれらにも有効ですよ。
もちろん仕事のストレスなどが原因の場合にも効果が期待できます!
セルフケアで毎月過ごされていらっしゃる方も是非ぜひ、お早めに鍼灸治療をお試しください。

鍼灸はこんな症状にも効果的です。

◎〈美容のお悩み〉:たるみ(リフトアップ)、しみ・くすみ、しわ・ほうれい線、くま、顔のむくみ、ニキビ、乾燥肌・肌荒れ、毛穴のひらき、つまり、耳つぼダイエット
◎頭のお悩み:頭痛、片頭痛、薄毛、円形脱毛
◎顔と目のお悩み:顔面神経麻痺、三叉神経痛、眼瞼痙攣、眼瞼下垂、白内障・緑内障、仮性近視、眼精疲労、ものもらい
◎耳と鼻のお悩み:難聴・耳鳴り、めまい、突発性難聴、メニエール病、蓄膿症(副鼻腔炎)、アレルギー性鼻炎、花粉症
◎首・肩・腕のお悩み:首こり、肩こり、四十肩・五十肩、寝違え、関節痛、腱鞘炎、ばね指、背中の張り、むちうち、手のむくみ・しびれ
◎腰と足のお悩み:腰痛・ぎっくり腰、ヘルニア、坐骨神経痛、膝痛、足のむくみ・しびれ、痛風
◎内臓のお悩み:高血圧・低血圧、胃痛・胃のもたれ、食欲不振、便秘・下痢、痔
◎泌尿器科系のお悩み:男性不妊、ED(勃起不全)、前立腺肥大、頻尿、膀胱炎
◎全身のお悩み:自律神経失調症、不眠、イライラ・不安、動悸、乗り物酔い、麻痺、リウマチ、アトピー、帯状疱疹、肋間神経痛
◎スポーツによるお悩み:捻挫、肉離れ、テニス肘、シンスプリント、アキレス腱炎、足底筋膜炎
◎婦人科系のお悩み:不妊症、冷え性、生理痛・生理不順、PMS(生理前症候群)、更年期障害、貧血
◎妊娠中・産後のお悩み:つわり、逆子、陣痛促進、妊娠中・産後のむくみ、妊娠中・産後の腰痛、妊娠中・産後の肩こり、妊娠中・産後の冷え、妊娠中・産後の情緒不安定、産後の腱鞘炎、産後うつ、乳汁不足

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