コラム

むくみの解消方法!

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こんにちは

鍼灸師の泉暢祐です。
前回はむくみについて解説させていただきました。
今回はそのむくみの解消方法と予防方法についてご紹介します。

目次

解消方法は?

解消方法で一番やっていただきたことは、身体を温めて血流を良くすることです。
その方法も様々あるため、ご紹介します。

・鍼灸治療
むくみ治療は変化が現れやすく、むくみ周囲のツボに鍼やお灸をすることことによって、
すぐにむくみが緩和されます。 しかし、長い間むくみやすかった方は、施術しても徐々に戻ってしまうので、
全身の気のバランスを整える治療が必要になります。 そこで、むくみと関わる全身のツボを使用し治療します。
また、冷えが強い方には、冷え症治療を合わせて行うことによって、効果が上がります。

・マッサージ
むくんだ部分は、手でマッサージをして血液やリンパの流れをよくします。
ポイントは、心臓から遠い部分から近い部分に向けて流すこと。足のむくみを取る場合は、足先からももに向かって行います。
足首やひざの裏、足の付け根など、関節まわりもむくみやすいので、しっかりマ圧を加えマッサージすることがオススメです。

・むくんだ患部を上げる
特に足に効果的な方法です。重力の影響でどうしても足はむくみやすく、足がむくんだら、
オットマンなどを利用して足を水平にしましょう。そのほか、床に寝て足を壁やベッドなどに立てかける方法もございます。
足を心臓より上の位置にあげることで、重力を逆手にとってむくみを解消します。

・お風呂に入る
お湯をためてゆっくり湯船に浸かれば、むくみもスッキリ!
しっかり体を温めることで、血流促進につながります。また、お湯の水圧で適度に体に圧がかかり、滞った水分を流してくれます。
湯船に浸かるのがベストですが、湯船にお湯をためる時間のない人は、シャワーの時に足元だけお湯をためて足湯にするなどでも、
効果がありますので是非やってみてください。

・カリウムを摂取
塩分には水を溜め込む性質がありますが、カリウムも体内の水分調整に関わっています。
カリウムは腎臓でナトリウムが再吸収されるのを抑制し、尿中への排せつを促進します。
食品では、ほうれん草や小松菜、アボカド、バナナなどにカリウムが豊富に含まれているので、積極的に食べましょう。
ただし、腎臓が悪い方はカリウムを摂り過ぎると不整脈を起こすことがあるので注意が必要です。
日々の生活の少しの変化が、むくみの解消につながります。

予防方法は?

・体を動かす
普段から体の血行を良くしておくことがむくみ対策には有効です。
定期的に運動を取り入れるほか、普段から階段を使う、できるだけ早足で歩くなど、特にふくらはぎを動かすことを意識してみましょう。

・体を冷やさない
体が冷えると、血行が悪くなりむくみやすくなります。特に、足はむくみやすいので足首からふくらはぎを冷やさないことを意識しましょう。
足を出すファッションの時は、薄手のストールを常備して、常に体は冷やさないように意識しましょう。
また、足が冷えたと感じた日は湯船に浸かって体を温めるか、時間がない時は足湯をして冷えを解消してから就寝することが大切です。

いつものむくみと少し違う、日に日にひどくなっていると感じたら、一度ご相談ください。

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